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Landschaft

屋根のdetailに宿るもの。

公開日:2021-02-21 カテゴリー:伝統工法, 木と土と竹の家 タグ:

軒先と妻の納まり部分の施工が続いています。

破風と茅負と裏甲と、あっち側は鼻隠し…マニアックな用語がたくさんでてきます。

裏甲(うらごう)って何だっけ。

社寺建築に使われる部材で、茅負(かやおい)のうえに乗る化粧材である。茅負と一体と なって軒先を構成する。(中略)通常の住宅建築では使わない。

茅負(かやおい)の上に乗る化粧部材で近年、水切の役割として用いられるようになった部材。

との記載。

普通の家にはないパーツなのですね。寺社仏閣だ。わーい。←?この家では、断熱材の厚みの調整の意味で入っているようです。垂木が乗ったくらいで、家全体の形ができてきたなーと思いましたが、屋根の細かい納まり部材が入って、びしっと締まってきました。細部に宿るのです、色々が。

 

月と破風一族のみなさま。

交差点はどうなっているのかよく分からないので後で見てみます。

 

合わせて、照明計画を再度検討中。図面上でおおよそ決めた照明計画、実際の空間で見ると色々フィットしない部分も見えてきました。天井の高さもあるし、この構法ならではの電気配線の逃がし方なども難しい。加えて、しももとさんの美学としてそこに照明はつけたくないという場所もあったりで(ええっ、今言う?!)、再確認再確認。

夜に現場に行って、あれこれ考えたりしています。

床下の断熱材施工に入る前に、床下を通るあら配線をしておく必要があるので、そろそろ図面出さねば。
Hさん(電気やさん)、すみません。ガンバリマス。

 

 

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