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Landschaft

11月に切った竹で、はしをつくってみた。

公開日:2020-02-04 カテゴリー: タグ:

土壁の下地、竹小舞用の竹伐りも第四弾。四賀のとある竹林です。(Oさんありがとうございました!)
平地で出しやすい!前回のkajiyaさんの竹林は斜面でしたから、作業性が全然違います。


タケノコなどで比較的手を入れてもらっているようですが、それでもこの程度には荒れています。

 

手前のが、1mくらいに切ったたたき棒。ナタで切ると鋭利になって危ないので、これで竹の枝葉を勢いよく叩いて落とします。この枝が実は強くて、枝が残っていると割れないのです。木の節が強いのと同じですね。

 

 

面白いのが、林縁と林の真ん中あたりの違い。端から出してくると3m材が2本しか取れないところ、奥の方から出すと3本とれる!横に広がれない分、上に伸びるのですね。収穫1.5倍、これがすごく嬉しい!

 

 

竹は、素人でも手を入れられるし、切るのは子どもでもできる(力が掛かっていることもあるので油断はできませんが)。ヒューマンスケールな素材で、竹伐りも楽しくて、すっかりファンになりました。ゆくゆくチーム竹伐りを結成したい!
ちなみに竹小舞用の竹は、本来は傘を差して歩けるくらいの竹林から出してくるのがいいのだとか。プラスチックの問題もクローズアップされるようになった今、竹が再び脚光をあびるといいですね。

 

後日、竹のおはしをつくってみようと適当に割っていたら、病み上がりのおれもやる星人がやってきた。

カッターしかないのがアレですが…飽きずに30分以上も削っていたでしょうか。

 

下が私。上が星人さん作、緑の皮をむいたところがこだわりだそうです。

大きくて長いので、菜ばしに使っています。使い勝手は、正直ちょっとイマイチです。これではまだ太すぎるのですね。

でもまあ、また削ればいいか!

 

 

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