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【太陽熱温水器】土地があれば、アリだと思う。

公開日:2018-12-07 カテゴリー:energy タグ:

今日は、太陽熱温水器について。個人的には、「土地に余裕があれば、太陽熱温水器導入はアリだと思う」という考えに達しました。では、メリットは?デメリットは?いつペイするの?メーカーは?DIYは!? 順番にまとめてみます!

【太陽熱温水器って何?】

太陽の熱で水をあたため、給湯に使う機器です。

日本での歴史としては、

1973年のオイルショックをきっかけに、70-80年代に大ブームに(屋根に載せる平らなタイプ)

しかし悪徳業者の問題などで一度廃れる

2000年代に入って、海外から新しい「真空管式」のものが入ってきて、日本でも10年ほど前から再び人気が出てきている

…というのがざっくりヒストリー。近年、地中海地方や中国では、ものすごく普及してきているらしいです。

昔のものは、屋根に乗ってて重力で落とすので水圧が低く、冬には使えないというものでしたが、リバイバル後のものは、真空管式をメインに、いろいろ性能アップしているようです。(自然循環式・強制循環式など他の種類もありますが省略しています)

①筒状の真空管を並べた形のもので変換効率アップ(日に当たる面積が大きい)
②水道と直結できる直圧式で水道と同じ圧力が出せる
③ヒートパイプ式というので冬でも使用が可能(寒冷地でも2・3日に一度はお湯が使える。配管の一部は保温が必要であるようです。そのあたりはもう少しリサーチします。)

こんな見た目です。

 

【エネルギー消費を考えてみる】

最初に、エネルギー消費について資源エネルギー庁のサイトから考えてみます。

全体の使用量が45年の間に2.2倍…というのは、今の生活を考えればさもありなんですが、ここで注目したいのはその内訳。2011年度、給湯1/3のエネルギーを使っている。暖房と給湯で、エネルギー消費の半分以上を使っている、という状況なんですね。

この表も、個々の機器が載っていて興味深いですね。うちはどうかな、と比較して見てみたり。

ともあれ、全体の1/3を占める給湯を、化石燃料や電気に頼りきらずに負荷を減らすには、太陽熱温水器はよさそう。

メリット・デメリットを整理してみますー!

【太陽熱温水器のメリット】

①熱変換効率がいい(でも「一次エネルギ消費」というので比較すると発電と同じくらい)

太陽エネルギーをどれだけ有効に使えたかを示す「熱変換効率」という指標があります。太陽光発電は、10~20%で、太陽熱温水器の熱効率は、50%程度。太陽熱温水器業界の方はこの効率の高さをアピールされますが、実は「一次エネルギー消費」というもので比べれば太陽光発電と同じくらい、とのこと*。ざっくり言うと、発電所で燃やす燃料は、どちらも同じくらい削減できるということですね。

*東大前真之准教授の「エコハウスのウソ」という本を参考にしています。今最先端をゆく御用学者じゃない建築環境の研究者です。フラットな偏ってない考え方に好感が持てます。

 

②設備投資が割安で、「元が取れる数少ない設備機器」である

太陽光発電は、新築で取り入れると100万円程度~(まあ補助金があったりしますが…)。太陽熱温水器は、20万前半+施工費程度。太陽熱温水器は初期投資が少なくてすむので、10年もあれば元がとれるようです(前向きな計算では5年半などというものも)。前出の前さんの本でも、「補助金なしに元が取れる数少ないコスパ良好の省エネ機器」だと言っています。

 

【太陽熱温水器のデメリット】

①お天気・日当たりがよくないとダメ
太陽が当たる必要があるので、建て混んだ住宅地などではNG。同様に、お天気が悪ければ安定供給できません。(曇りでも数日続けばだんだん温まりはするようです。)でも、どちらにしても給湯器と接続するので、ガス等を使うことにはなりますが、お湯が出ないわけではありません。そもそもいつでも熱湯が出るということのありがたさを感じるには、このくらいはちょうどいいのかもしれません。

②邪魔くさい
水道直結式で屋根に載せる必要がなくなったことや、家への重量的な負担から、地面への設置が推奨されています。つまり、素敵な庭のどこかに温水器を置かねばなりません。見た目もスタイリッシュではないし、邪魔くさくはあります。でも、生きている庭という感じがするではありませんか(いちいちフォローしてますかね?)。
③単機能
これは、デメリットと考えるか微妙ですが、熱をお湯にためただけなので、できることはそこでお湯を使うだけ。例えば、冷蔵庫の電源には使えません。電気は、そこからいろいろなものに使えるから、上位のエネルギーなのだそうです(しかし太陽光発電でも、せっかく光エネルギーを高い設備で電気に変えたのに、また熱にする電気ヒーターなどにしてしまうと、変換のロスが大きくなる、ということですね)。これは、1/3のエネルギー負荷に対する投資と思えば、十分ではないでしょうか。

 

④沸騰するとお湯を捨ててしまう

夏など、晴天が続いてもシャワー程度で済ませていると、湯温が90℃を超えて、熱すぎるお湯を排出してしまうようです。使っている方のブログなどをみると、銀マットをかぶせて熱を遮断したりしています。なんだかそういう付き合いもほほえましい気がしますけど、いかがでしょうか。(いちいちフォローしてますね?)

 

ということで、すべてをコンピューターが制御してくれるような最先端機器ではありません。でも、そのくらいのホドホドの技術ってもんが、人間の身の丈にに合っているような気がしています。
電磁波もでないしね。

 

【真空管型太陽熱温水器メーカー比較】
メーカー、といってもほぼ中国製らしく、輸入販売元、ということのようです。価格も200Lで20万円前半、といったところであまり違いはなく。判断基準はサイトがあやしくないか(笑)しかありませんが、問い合わせをしてみた対応などで追加情報があればアップしたいと思います。(国産メーカーは平板タイプはまだ扱っているようですが、真空式はないようです。)

FUJISOL 株式会社太陽光
本社がスペイン、というなんとなくかっこよさ笑

MMC わくわくそーらー

タンクに貼られた「わくわくそーらー」っていうシールは剥がせるのか気になる…

 

寺田鉄工所 サントップ

 

とちぎe-net

工場見学に行った会社の温水器を輸入ということで、信頼が置けそうな雰囲気。そのほかにも色々されてるので、そこに共感できれば…

 

【最後に】

設置はDIYもできるようで、こちらに詳しいです。タンク組み立ては自分でしてみたいな。楽しんでくれる設備屋さんがいてくれるといいのだけど。ミキシングバルブ?電磁弁?まだ分からないことも色々ありますので、また学んで追記したいと思います。

 

太陽が出てうれしい!といった原始的な喜びをもたらしてくれそうな太陽熱温水器。

結論としては、「土地に余裕があれば、太陽熱温水器導入はアリだと思う」!

 

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