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Landschaft

【美しく、強い。】2000キロを飛ぶという、アサギマダラを見たよ!

公開日:2018-08-01 カテゴリー:未分類 タグ:

2000キロを飛ぶという、アサギマダラを見たよ!

といっても写真は撮れず、絵も描けず…。
でもその美しさを共有したく、こちらの蝶のブログさんからお借りしてきました。
白く見える部分が半透明で、くもりガラスのステンドグラスみたい。
黒の模様も繊細で、とにかく美しい!


こちらも蝶のブログさんより。半透明なのが分かります。

 

アサギマダラは、旅をする蝶として知られています。九州から海を渡って、東北あたりまで、2000キロも飛びます(春に北上、秋に南下する)。海を渡るときは水面に横たわって休みます。水面に浮いている姿は死んでるようにしか見えないけど、そこからまた飛び立つのです!

…というのは、ダーウィンがきた!の受け売りですが…。実物見たら、ほんとうに感動!

 

捕まえてくれた昆虫ハカセによれば、蝶を標本にする時は胸部を少しつぶすのだけど、アサギマダラは胸部が固いのだそう。そして、標本にして2週間後に足が動いたりするとか。しかも、幼虫の時から食べた草の毒を蓄えるので、鳥も食べない。それで2000キロを飛ぶ胸筋を兼ねそなえているって、実は最強の生き物なんではないか?

美しく、強い。

 

私が見たときは、キク科のヒヨドリバナに来ていました。(私はフジバカマと間違えましたが…葉っぱがちょっと違うかな、という程度でほとんど同じに見えます。)この仲間を植えると、庭にもやってくるらしい。植えたい植えたい。

 

最近ファーブル昆虫記を読んでいて、フンコロガシやらラングドックアナバチやらの生態に驚嘆しています。

幼虫が育つまでイモムシを仮死状態に保っておく方法とか…。

 

ほんとうに、人間が生きもので一番「分かってない」んだろうな。そして、人間が滅びたらきっと虫の時代。

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