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Landschaft

【木曽の旧校舎】木育キャラバンで箸をつくる。

公開日:2017-03-26 カテゴリー:信州, 木育 タグ:,

木曽谷にある旧黒川小学校の木造校舎を活かした、体験館きそふくしま。
ここで行われた木育キャラバンに参加しました。

去年の塩尻での木育サミットからちょうど一年。
取り組みが継続されているのですね。

体育館は、木のおもちゃでいっぱいです。

(この写真のみOrkVillageさんより)

 

てんとうむしを振ってじゃんけんするおもちゃ
OrkVillageさんの木琴、大きいのが!
これは、イベント用の特別バージョンで、
腱を入れ替えて自分で曲をつくることができるもの。
きらきら星を途中までつくるが、女の子に怪訝な目で見られて諦める。

 


バランスで積み上げるおもちゃ。ばんざい!

写真は撮れませんでしたが、
パーツが山のようにあるビー玉ころがしもあり、そこでは大人3人、もくもくと積み上げました。
そのお一人は、この体育館側のイベントの責任者のような方で、
クーゲルバーンつみきやの違いなどについて語る。
やっぱり大人が本気で遊ぶというのが大切だと思われます。
子どもならこのくらいでいいでしょ、という手抜きは、
結局子どもに分かってしまい、すぐ飽きて遊ばないおもちゃに。
100円で買えるものから、何千円もするものまで、
キャラものからハイテク系まで、
父母祖母のシックスポケッツから、
いかにお金を出させようとしているだけのおもちゃが多すぎる。

 

「ウゴウゴルーガ」や「100かいだてのいえ」の岩井俊雄さんは、

子供の頃に母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、

代わりに工作の道具や材料を与えられたことからものづくりに目覚める。

それが偉大なメディアアーティストをつくったのです。
自分でアウトプットをするきっかけになるような、
いいおもちゃとは時々出会わせてあげたいけれど、
あとは自分で創造する余地をつくりたいものです。


つみきやさんのビー玉ころがし。クーゲルバーンの厚みの半分。
互換性はあるけど、角度がゆるやかになるためゆっくりころがる。

 

かんなくずの中に誰かが…


tree to green
さんのワークショップに参加。
木曽の木を活かした内装などを、店舗・教育施設などで広げてらっしゃるtree to greenさん。
こういった小さなワークショップから裾野を広げていくのだとか。

今回は、おはしをつくります。
木曽のサクラ(ウワミズザクラ)の材。
ほぼ形になっているものを、ヤスリで仕上げていきます。

3歳児も結構がんばってました!
最後の仕上げまではいけませんでしたが…

帰宅後彼は、私が作った木箱の角が尖っていると言い、
「ごしごしこすればいいんだよ」
とアドバイスを受けました。
ありがとうございます。そのように改良いたします。

 

アイシングクッキーづくりにも参加。女子受けもばっちりです。

 

Landschaftでも、伝統工法のコドモハウスをつくりたい。
組み立てるだけや、刻むところからつくってみるコドモハウスを
ワークショップにしたいと思っています。

 

蛇足ですが、
この体験館から車で10分程度奥に入ると、
木曽馬の里とはす向かいのソフトクリームもたべられます。
いい一日でした!

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