【Slow Cafe MAHALO cookies】ギュウギュウの愛、詰まってます。

信州山形にある、Slow Cafe MAHALO。
松本平のオーガニックの方たちの間ではもちろん知られた存在（いやすでに老舗の風格？）の、心もカラダもあたたまるようなカフェです。

そんなマハロさんの新商品となるクッキーボックス【Slow Cafe MAHALO cookies】。
パッケージデザインに協力していたのですが、ついに完成しました！
イラストレーターはイワサカナコさん。
Landschaftはプロデュース、ということになっております。

缶自体は、両手のてのひらに乗るくらいのかわいらしいサイズですが、
底上げなど一切無しなので、見ためよりずしっと重いです。

マハロのりこさんがつくるクッキーは、原価を考えたらとても使えないような（笑）材料を使い、食べて安心なのはもちろんのこと、スイーツらしい、食べて嬉しいよろこびがあるクッキーです。おいしくて、うれしくて、心がやさしくなる感じ、と言えば伝わるでしょうか。

ちょっとアップの写真を撮ってみましたよ。

メープルココナッツボール。

ラズベリージャムクッキー。自家製酵母＋自宅の裏のラズベリーからつくったジャム。

メープルショートブレッド。つい買っちゃうやつ。

オートミールフルーツ＆ナッツクッキー。これもすき。

キャロブスパイスクッキー。キャロブなつかしい。

シナモンパイ。こちらも自家製酵母。バターなしなのにどうしてパイになるのかは分かりません。

あーどれにしようか迷う…。小さなリーフレットも入っていますので、ご参考に。

コダワリは聞きだすと、この3行では書ききれないくらい…長い（笑）のですが！
マハロに行って直接聞いてみると、きっと色々話してくれるはず。
動物性のもの（卵・乳製品）を使っていないのは、うれしい方も多いですよね。

クッキー缶の表面には、イラストレーター・イワサカナコさんの、植物や生きものの生命感あふれるイラストを。

紙の容器はどうしても廃棄されてしまうので、缶のパッケージにしました。昔、お中元でもらったクッキー缶のような、ちょっと懐かしいうれしさ。中のクッキーは味も食感も色々で、どれにしよう…と迷って、開けたり閉めたり。食べ終わったら、小物などを入れて、長く使ってもらえたらうれしいです。

 

間仕切りが～とか、まだ言ってますが（笑）、きっとまた改良されていくことでしょう。
シールの別バージョンもつくりたいですね！

実は、このお二人は保育園仲間で、マハロさんは信州への移住時にお世話になった恩人。
顔の見える関係でこういったものが形にできるのは、とてもうれしいことです。

平たく言えば地産地消ということになると思いますが、この地域には、見える化されてないだけで、もったいないものがたくさんあると思っています。いかにもデザインしました！というものでなくても、エッセンスを凝縮したデザインと、少しの発信をしていくことで、受け取り手が「そんなものがあるんだ」「それなら使ってみたい」と思える。そんなインターフェイスをつくっていけば、新しく循環するものがきっと生まれるはず。
建築といったハコだけではなく、そんな「のりしろ」のような部分を、つくっていけたらと思っています。

 

マハロさんのクッキーボックス、大切な方へのおくりものに、ぜひどうぞ。

（現在のところ、注文してから受け取りをする形だそう。
Slow Cafe MAHALOさんのFBページから問い合わせをしてみてくださいね。）