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Landschaft

真冬の洗い出しは笑い出し。

公開日:2021-12-26 カテゴリー:木と土と竹の家 タグ:

玄関土間施工です!

三和土とか憧れますが、表面だけ叩いても偽物だということで諦めました。また、洗い出しで色を調整して三和土風にすることも考えたのですが何だか潔くない。結局、普通の洗い出しにすることに。石の一杯入った洗い出しでなく、骨材の砂が洗い出されているくらいの控えめな感じで、モルタルの種類を調整して、白っぽい仕上がりを目指します。

 

モルタルや左官仕上げは、寒くなってくると白華現象といって、乾くときに白くなってしまうんですね。
だから12月も後半になってこの施工をするのはかなりリスキー。

犬走りの土間打ちに来てくれた基礎屋さん(こちらも白華のリスクのあるお仕事)と、

「こんな時期に洗い出しなんて笑っちゃう」

「じゃあ洗い出しじゃなくて笑い出しだ」

ということで、今回の土間は笑い出し仕上げです。

11月頃にやっている予定だったんですけど…はい。

 

まず一回平らにならし、

そこに石を散らして、さらにコテで押さえていきます。

 

 

ある程度硬化したところで、上を洗い出していきます。

これは作業しはじめなのでムラがありますが、ここからきれいにしていきます。

 

 

 

こんな忍者みたいな履物を履いて作業。

玄関外の犬走りも同じ仕上げの予定ですが、屋外はさすがに寒すぎるということで、
そちらは暖かくなってからに持ち越しとなりました。

 

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