【動画あり】ズバッとほぞ取り!
今日は、ほぞ取りのご紹介。
ほぞというのは、柱などの端を出っ張らせて、梁や土台に差し込む部分の加工です。凹凸の凸側ですね。
ちなみに ほぞ は へそ と同じ語源で、
ほぞをかむ、ということわざは、
「臍(ほぞ)」とは、へそのこと。 自分のへそを噛もうとしても口に届かないが、それでも噛もうとするほど残念でいらいらすることから。
ということらしいです。へえ…?
こんな機械を使います。
動いているところはこちら。ズバッと二方向落としてくれる機械です(撮ったままの動画ですみません)。
機械を通した後はこんな形。
機械の後は手作業で、機械で取り切れない部分を落として、面取りをします。
柱面に入っているのは、チリじゃくりという溝です。
ほぞ取りが済んだ柱さんたちです。
学生時代に手ノコで作ったことありますが、一本にとても時間が掛かります。胴付きの部分が透いたりして…
一本一本木を見つつ、現実的な速さで加工を進めるには、必要な道具ということですね。
ちなみにこんな木っ端が出るのですが、
このパーツを使って、以前子供向けにロボットをつくるワークショップをしたことがあります。
かわいい。。かな?
来週立春から上棟です。
暦の上では春でも春は程遠い信州で、なんだかんだで厳寒期の上棟となりましたが…うん、あとは上がるだけ(気温が)!ということで、盛り上がってまいりたいと思います!
お天気がよくなるといいのですが…みなさんもお祈りくださいませ~!