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湯たんぽで納豆をつくる。

公開日:2020-05-25 カテゴリー:DIY, タグ:

コロナの広がりで納豆も無くなってしまうなんて、なんとも危うい基盤の上に生きているんだと思わされる今日この頃。納豆のつくりかたをメモしておきます。

圧力鍋は使いますが、発酵器は使わず、湯たんぽと発泡スチロールの箱というアナログ手法です。最初の一・二回は失敗するかもしれません。でも、部屋中に納豆菌が広がるのか(笑)、しだいに安定してつくれるようになるはず。めげずに挑戦してくださいね!

【準備するもの】

圧力鍋

平たい発泡スチロールの箱

平たいタッパー

湯たんぽ

大豆

納豆菌(かわしま屋 さんで買いました)

 

【つくり方】

詳しくは上のリンクをご参照ください。…説明になってないですね。

 

大豆を一日戻して、圧力鍋で軟らかめにゆでる。(ゆでる前にフープロで粗く刻むとひきわり納豆になります)

納豆菌液を用意しておいて、ゆで汁をよく切った大豆が熱いうちに混ぜる。上記サイトの指定よりは、ちょっと多めに入れてます(でもいつまでも無くならない納豆菌粉末3g)。

タッパーに平たく広げる。酸素が必要なので、豆は平らに。

保温はこんな感じ。

55*35*高さ17㎝の発泡スチロールの箱に、28*21*高さ8㎝のタッパーと、湯たんぽが入っています(本当は湯たんぽはきちんとタオルにくるんであります)。タッパーのふたはきっちり閉めません。また、発酵すると水分が出るので、蓋の間にキッチンペーパーを挟んでおきます。

 

発泡スチロールの蓋はきっちり閉めておいて、あとは24時間くらい置いておくだけ。半日くらい経ったら一回開けてみて、湯たんぽがぬるいようだったら再度熱すると、よくできることが多い気がします。30℃くらいが適温とか。

冷蔵庫で一日寝かせて、できあがりです。アンモニア臭がでることもあったのですが、最近はほぼなくなりました。上達している気がしますが、私の功績ではないような気が。

鰹節とか薬味を色々入れて食べるとおいしい。大きい豆の方が、やっぱり大豆の味がします。
市販の納豆は、付属のたれの味に騙されて食べてると思うので、醤油麹(ちょっと甘い)を使うとその雰囲気も味わえます。

課題としましては、冷凍するとねばねばが弱くなってしまうこと。これは改善できるのでしょうか?詳しい方がいたら教えてください。あと、普通の大豆で作ると「粒がでかすぎる」とコドモに不評なのが残念ポイントでしょうか。

お行儀悪いけど、ごはんと混ぜるのが一番おいしい気がする。ちなみに、給食に納豆の出る某県育ちです。

 

あと、どうでもいい情報としては、

夏にごはんを常温に出しっぱなしにしておくと、納豆の香りのするごはんになりますのでご注意を。(納豆菌が強いので、雑菌が繁殖する前に勢力を拡大しているのだと思う)納豆要らずで一石二鳥?※食べるのは自己責任でどうぞ。

また、麹をつくったり、キノコの植菌をする方は、その前の数日納豆断ちしておいたほうがいいそうです。

 

納豆買うことももちろん多いんですが、気が向いたときに作ってます。
利便性もありがたく享受しながら、自分でできることもできる範囲で確保しておく。
そんな暮らし方のシフトができるといいなと思います。

 

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