【イタリア左官ツアー】日本の左官は世界中で人気らしい。
日本の左官、実は世界で大人気なんです!
9月30日、まつださんとともに、イタリアからの建築ツアーのみなさんをお迎えしました。
伝統的な左官の技術について学ぶツアーとのことで、参加者のみなさんも、建築家さんだったり、教授さんだったり、コンペ優勝の方だったり。有名な左官職人さんである松木さんと、イタリアのユニクロの壁を塗ったという方も。
松本の中町通りのシンボル、蔵しっく館での実演と体験。松本の街については、都市計画家倉澤聡さんにあれこれご案内いただきました。倉澤さんによる「イタリア人とまつださんには親和性がある」という知的な表現が非常にツボでした。そうそう、あのくらいが地球人の標準ですよね。こんなに控えめなのは日本人と北欧人くらいかと。
私は左官などについて英語で説明できるよう用意しましたが、みなさんほぼイタリア語のみで出番なし。通りがかりの観光客の方に少し説明できたからまあ良しとします(笑)。
素材についてとても興味がおありとのことで、土を食べたりしていました。プロダクトなどに応用できないかという目線でもご覧になっていたようです。
土や漆喰を使った左官は世界中どこにでもあるけれど、自然素材で多彩な仕上げを可能とする日本の左官技術は、とても注目されているのだそうです。日本人のほうがよほどこの良さに気がついていない!
松本城や蔵の街松本を支える技術でもある左官。ぜひ日本の方にももっと目を向けていただきたいです!