【砂入りしっくい壁】サンプルつくりました。
今週末は、しっくい壁塗りワークショップですよ!
使うしっくいは、スサや藁などが入っているものです。本職の左官屋さんは、その配分から自分で決めますが、今回はプレミックスのもの。すでに練ってあるしっくいもありますが価格が高くなるので、自分でやりたいところ。大量を混ぜるのはかなり大変ですが。
しっくいに、硅砂という砂を混ぜます。荒さで号数がついています。
バケツにしっくいと砂を入れます。配分は、左官やさんから教えてもらったもの。その前後で、いくつか試してみました。硅砂を入れるとざらっと感がでてきますが、多すぎるとグレーっぽくなったり。
練って、コテ板に乗せたところ。
これはちょっとまだゆるいかも。
塗ってみたところ。
しっくいの壁は、普通つるっとしています。それだとプロ並みに揃わないと、アラが目立つ感じがするので、今回は砂を入れてラフな感じにしています。
私的な塗り方のコツとしては、凹凸あってもいいから手の届く範囲にしっくいを置いて、最後にその範囲を広く均す、というのがいいと思われます。つい、少量置いたらそこだけを平らにしたくなるんだけど、結局つなぎ目がでて、またそこをなでて…としているといつまでたってもモグラたたき状態に。
塗った後コテで押さえるかどうかでも、雰囲気が変わります。あまり押さえない方がざらっと感が残っていいですが、つい押さえてしまう。
左官職人さんレベルにはならないけど、やっていくとその人なりのコツがみえてくるはずです。
昔は「結」というご近所さん同士で家を建てていましたが、そのころもきっとこんな風に壁をつくっていたんだろうな、と思わせる、楽しい作業です。センスのある人がいたり、不器用な人がいたり、その違いが壁に残るというのも、いいものだと思うんですよね。
また本職の左官屋さんの技を見られる機会も作りたいですが、今回はDIY的な感じでまいります。
ワークショップ、楽しみです!