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Landschaft

【驚】自家製柿渋を熟成させずに塀に塗る。

公開日:2022-09-20 カテゴリー:garden, 木と土と竹の家 タグ:

本当は3年熟成させてから使う自家製柿渋。
暑すぎて放置したまま熟成させずとりあえず塀に塗ってみたら、驚きの結末になりました!

 

柿渋DIY。
潰して水につけて1週間ほどたったら、柿の実を取り出さないといけません。でも、この2022夏の暑さにやられて放置状態。水面から出ている柿の実がカビカビになってしまいました。ちょっとお目にかけるのもアレですが、一応アップ。

暑さでやる気もそがれ(言い訳)、さらに放っておいたのですが、
数日後、かき混ぜていた板切れが、こんなに色づいていることに気づきました!

普通に柿渋カラーではないですか!板の裏側はほぼ色がついていないので、紫外線で色づいているようです。

じゃあ、屋外使いならいけるんじゃないか?ということで、とりあえずこの間作った塀に塗ってみました。

塗ってるときの色はこんな感じのグレーの半透明。ちなみに塀の素材はカラマツの荒材です。

塗ってるときはどこまで塗ったかよく分からない程度でしたが、2・3日したら色づいてきました。そしてなんと、玄関ドアとぴったりマッチする色味に!

玄関ドアは、オスモのウッドステインプロテクター、レッドシダー色です。こちらは一応ドアメーカーY木工さんのおすすめに従って、お高いのを使いました(もちろんオスモはちゃんと被膜ができていて、柿渋はできませんから同列にはできませんが)。

さらに数日たったら柿渋の方が少し濃くなりましたが、雨が当たってそのうち薄くなるでしょうし、薄くなったらまた塗ればいいし。

この無計画なのにまるで最初から計画していたかのような色味!

柿渋の神様が降臨したに違いない…。

 

柿活用の本によれば、柿渋生産者さんは、一度目の柿をさらに水につけて2番絞り、3番絞りと取るとか。3番絞りの液体にさらに新規の潰した柿を足して、濃い柿渋を取るとか。
≒じゃあ、とりあえず水足していけば無限に柿渋がとれるってことで(笑)

 

自然素材、面白いですね。

 

 

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